ネパール:煉瓦と木造建築の古い町並み |
ネパールの印象といえば・・・赤茶けた=煉瓦(れんが)造りの家々の建物、それと、カトマンズ盆地で独特に発展した独自の文化を形成した=ネワール族=による、いわゆるネワール様式の木造建築物が目立ちます。
こうした文化背景は、今回の震度7.8と言う大地震によって、甚大の被害をもたらしたのではないでしょうか。
どれほどの建物が大きな被害を受けたのか、テレビの画像でしか見ることは出来ませんが、1997年に訪れたネパールの木造建築物は下の写真のように、見事なだけだっただけに、今考えるととても貴重な文化遺産だったな、と考えさせられます。
1枚目の写真は、カトマンズにある歴史的に有名な「カスタ・マンダム」です、木造のつくりは見事だな・・・と思わずにいられません。
そして、2枚目は、カトマンズ盆地の中でも優美な三重塔ですが、いわゆる=ネワール様式を持った三重塔=で、その建築技術の高さは崇高であるばかりでなく、見た目の美しさが際立つ三重塔でした。
この重厚な=重層型の寺院の代表=ともいえる「アショク・ビナヤク」の三重塔は忘れることが出来ません。
見事な木造建築物・「カスタ・マンダム」

ネワール様式の三重塔・「アショク・ビナヤク」

*第3話:ネパール・煉瓦の木造建築の古い町並み
*参考:当時の=ネパール日記=より