2010年6月26日 くもり。
昨日、いつも行く公園に行ったら・・・妙な模様を持った=ジャノメチョウ科=の卵に出会いました・・・。なんだろう???
拡大して確認したら・・・ニコニコ・マーク・・・のような、可愛い模様が付いています・・・まるで、目玉と鼻を描いた=顔=のような模様です・・・。これは、飼育しないと解らない・・・。
卵の色彩は、薄ミドリ色のようです・・・大きさは、1ミリよりも大きい・・・全部で6卵あったのですが、飼育容器に移すときに誤って全部葉から落ちてしまいました・・・必死になって車の中の座席シートに置いてある座布団を探して・・・ヤット5卵を回収しました。
自宅に帰って、21:00ごろ飼育容器を覗いたら・・・卵が無い・・・「・・・変だな?・・・」もう一度容器を眺めたら・・・小さな幼虫が居ます。
「・・・アレレ!・・・孵化!・・・」あわてて、拡大鏡で見てみると・・・なんと、「サトキマダラヒカゲ」孵化1日令の幼虫です。
今まで、孵化直後の幼虫を見たことが無かったので、文献で確認・・・間違いなく「サトキマダラヒカゲ」でした。
散々探し回っていた「サトキマダラヒカゲ」が突然飼育できることになりました・・・。
数年前に、一度、飼育したことがあったあのですが・・・ニコニコ・マーク・・・は知らなかったので驚きました。
前回、終令幼虫まで無事に育てたのですが・・・「サトキマダラヒカゲ」の=蛹は葉裏で垂蛹=になるものと思っていたために写真が撮影できなかったのです。
この「サトキマダラヒカゲ」の=蛹=は、懸垂器は立派に発達しているのですが、蛹になる時に地面に降りて、石の下や、土の窪みで=蛹化=する・・・ことを知らなかったために、フルステージ写真が完成できなかったのです・・・今度こそ、=蛹=の写真を撮影したい・・・。
*尚、前回の記事で=ジャノメチョウ科の一種=として掲載した頭部の茶色の幼虫は、この「サトキマダラヒカゲ」1令幼虫だということにも気が付きました・・・勉強不足でした・・・。
2010-6-25 ニコニコ・マーク模様をした卵
「サトキマダラヒカゲ」 卵 埼玉県:北本市にて
*画像はクリックすると、少し大きくなります。
2010-6-25 「サトキマダラヒカゲ」 孵化直後の1令幼虫
頭部の前面にもニコニコ・マークが付いていました・・・
