チャマダラセセリ食草・・・「ミツバツチグリ」 |
ゴールデンウイークのころ、可憐な黄色い花を咲かせて楽しませてくれる「ミツバツチグリ」は、チョウのセセリチョウ科=チャマダラセセリ=の食草として知られています。先輩に連れられて茨城県に向かったのは、爽やかな五月晴れの頃でした・・・。
図鑑では見ていたものの、同じバラ科のキジムシロとの区別が付かずに苦労しましたが、調べてみると、小葉の羽状複葉の違いで区別する事を知りました・・・。
「ミツバツチグリ」は、日当たりの良い環境が好きなようで、多年草だと言います。この「ミツバツチグリ」の生えているところに「チャマダラセセリ」はいました・・・。
今、我が家では、この「ミツバツチグリ」が少し繁殖して、その当時の面影を残していますが、はじめて見るミツバツチグリの黄色い花の可憐さに驚きました・・・。
2005-5-4 可憐な黄色い花をつけた「ミツバツチグリ」 茨城県にて

下の画像は、蛹化が始まったのでソット巣を開いてそのステージを撮影したものですが、終令幼虫が殻を脱ぎ捨てる様子は、圧巻でした・・・蛹化直後は、薄緑色と黄色で、蛹の体表には、細かい毛が生えていました・・・画像の右側には脱皮後の幼虫殻が脱ぎ捨ててあります。
一日経つと、灰白色の蛹に変化しましたが良い経験をさせてもらいました。
2005-6-30 「チャマダラセセリ」 蛹化直後の蛹 飼育:川越市
*ミツバツチグリの葉を2枚合わせた幼虫が蛹に変化した
