2006年 01月 31日
「ハギマシコ」の命名は日本情緒たっぷり |
2006年1月31日 くもり。
今日は、昨日と打って変わって気温が急に下がってしまった・・・寒い。今日、紹介するのは、ベニマシコやオオマシコと同じグループの「アトリ科」の野鳥「ハギマシコ(萩猿子)」です。日本古来の呼び方に「萩色」と言うのがあって、「江戸紫に紅色」をかけたような色を「萩色」というらしい。私が観察したのは、唯1回だけですがその時に撮った画像を見てみると、なかなかシックな色合いをしています。
2001-5-3 「ハギマシコ」雄(左) 嘴が黒いので夏羽かな? 石川県にて
*この個体は、ハギマシコの別亜種かもしれない、亜種間の識別は困難
全体は、「萩色」をしていますが、「マシコ」というだけあって、腹部や翼に「紅色」が見えます。シベリア東部からユーラシア東部のカムチャッカ半島、北米大陸西部に棲んでいますが、北海道の一部では夏にも見られるそうですが、他の地域では冬に観察できるようです・・・。
未だ観察したことはありませんが、年によって、渡来数に変化が多く、時に、50羽とか100羽単位で群れが見られるそうですが、一度でも良いので群れ飛ぶ姿を観察してみたいものです。
英語では、Rosy Finch 全国各地での別名が多く、イワスズメ(岩手)、マシコ(秋田)、マスコ(富山)、クロハギ(栃木)、クロアトリ、ハギスズメ(長野)、ハギシトド(鳥取)、ヤブスズメ(長崎)などと呼ばれているらしい。俳句の世界では、「ハギマシコ」は=中秋=の季語になっていると言います。
秋から冬にかけて荒野とか原野での餌取りは、「イネ科」「タデ科」の実を啄ばむそうですが、私が観察した時には、「タンポポ」の実=綿毛に包まれた=を啄ばんでいました。
日本の色辞典で調べた 「萩色」・・・下段左端
「ハギマシコ」を拡大してみたら、なんとなく「萩色」の名前が判る様な・・・
今日は、昨日と打って変わって気温が急に下がってしまった・・・寒い。今日、紹介するのは、ベニマシコやオオマシコと同じグループの「アトリ科」の野鳥「ハギマシコ(萩猿子)」です。日本古来の呼び方に「萩色」と言うのがあって、「江戸紫に紅色」をかけたような色を「萩色」というらしい。私が観察したのは、唯1回だけですがその時に撮った画像を見てみると、なかなかシックな色合いをしています。
2001-5-3 「ハギマシコ」雄(左) 嘴が黒いので夏羽かな? 石川県にて

*この個体は、ハギマシコの別亜種かもしれない、亜種間の識別は困難
全体は、「萩色」をしていますが、「マシコ」というだけあって、腹部や翼に「紅色」が見えます。シベリア東部からユーラシア東部のカムチャッカ半島、北米大陸西部に棲んでいますが、北海道の一部では夏にも見られるそうですが、他の地域では冬に観察できるようです・・・。
未だ観察したことはありませんが、年によって、渡来数に変化が多く、時に、50羽とか100羽単位で群れが見られるそうですが、一度でも良いので群れ飛ぶ姿を観察してみたいものです。
英語では、Rosy Finch 全国各地での別名が多く、イワスズメ(岩手)、マシコ(秋田)、マスコ(富山)、クロハギ(栃木)、クロアトリ、ハギスズメ(長野)、ハギシトド(鳥取)、ヤブスズメ(長崎)などと呼ばれているらしい。俳句の世界では、「ハギマシコ」は=中秋=の季語になっていると言います。
秋から冬にかけて荒野とか原野での餌取りは、「イネ科」「タデ科」の実を啄ばむそうですが、私が観察した時には、「タンポポ」の実=綿毛に包まれた=を啄ばんでいました。
日本の色辞典で調べた 「萩色」・・・下段左端

「ハギマシコ」を拡大してみたら、なんとなく「萩色」の名前が判る様な・・・

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by chochoensis
| 2006-01-31 09:48
| 野鳥:アトリ科
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