桜見物にやってきた「ニュウナイスズメ」 |
今日は家内と一緒に、埼玉県比企郡吉見町にある=桜の名所=・・・「さくら堤公園」に出掛けました。ここには、数百本の見事な=さくら=が堤沿いに植えられています・・・。
長さ数キロに及ぶこの界隈では=屈指の桜の名所=です。
黄色い菜の花とピンクの桜が調和して見事な景観を作り出しています・・・。
ふと、桜の枝を見上げると・・・「・・・ウンッ?・・・ニュウナイスズメ・・・」・・・10数羽が群れになって、桜の蜜を吸いにやってきているようです・・・良く見ると・・・コゲラ、シジュウカラもいます。
「ニュウナイスズメ」は、日本の本州中部以南では夏鳥として繁殖し、バードウオッチングを始めた頃は、中部地方の高原地帯に探しに行きました・・・後に、自宅周辺では暖かい地方に下がってきた個体をしばしば見かけることを知り、観察機会も増えるようになりました・・・。
江戸時代の中期の博物書・・・「喚子鳥」に当時の呼び名として、「しますずめ」として記載されていますがその「喚子鳥」の説明に・・・「・・・大きさ雀に似て形又雀なり、毛色総身赤黒く、目の辺のどのあたりに白き毛まじりたり、足あかく爪白し・・・」とあります・・・この表現は、仔細に読んでみると、「ニュウナイスズメ」雄であることが解ります・・・。
いずれにしても、10羽ほどの「ニュウナイスズメ」に出会えたのは嬉しかったです・・・。
2010-4-8 「ニュウナイスズメ」 雄 埼玉県:比企郡吉見町・さくら堤公園

2010-4-8 満開のサクラ 埼玉県:比企郡:吉見町・さくら堤公園

