2009年7月6日 くもり。
伐採木の粗朶を積んだ場所から少し離れた土止めの材の影ですばしこく動き回る「ホソトラカミキリ」を見つけて、写真を撮ろうと頑張ったが、あまりにも素早い動きにデジカメがついていけない・・・。
暫く、その「ホソトラカミキリ」の動きを見ていたら・・・同じ場所を行ったり来たりしていることが判った・・・そこで、待ち伏せして戻ってきたところを撮影しようと、ジッとしていたら、予想通り、彼は私の目の前にやって来ました・・・その瞬間、「・・・パシャ!・・・」シャッターを押したら上手く撮影できました・・・。
全体的に前胸背と頭部を合わせた長さが長いためにホッソリした感じがする=トラカミキリ=でした。鞘翅の前にあるV字型の斑紋も細長く切れ込みが深い感じです、左右の鞘翅を合わせるとW字の様な斑紋に見えます。
分布域を調べてみたら、北海道から九州まで広く分布していることがわかりました、極く普通種だったのですね・・それにしてもスマートな=トラカミキリの仲間=でした。
2009-6-14 スマートな「ホソトラカミキリ」
埼玉県:比企丘陵
*ホソトラカミキリ Rhaphuma xenisca Bates, 1884