「アオスジアゲハ」 雌 |
先日の蝶探索の時に、尾端から水滴?を出している「アオスジアゲハ」を見つけて、これは!なんだろう???と不思議に思ってその場でデジカメを操作して確認したら・・・なんと!尾端から=4個の卵=が繋がってぶら下がっていることに驚かされました・・・。=アザミ=の花で吸蜜している「アオスジアゲハ」がまさか!=卵=を出したまま飛翔してきたとは・・・なんとも不思議な光景に暫し、その場に座り込んで再生画像をジックリ眺めてしまいました・・・。アオスジアゲハの♂♀の区別は翅を拡げて折りたたまれた後翅の内縁側の確認が必要ですが、写真では見ることが出来なくて判断が難しく、はからずも、この個体は撮影時に=雌=であることが判明した珍しい事例となりました・・・。産卵中に食樹の葉に付かなかったのならなぜ?そして、いくつもの=卵=がどうして繋がっているのだろうか???どうしても理解が出来ずにその場を離れました・・・。幾つか、原因は考えられそうですが・・・chochoensis の理解を超える現象に昨日も考え込んでしまいました・・・。通常、複数産卵の場合は、産卵後、その産卵済み卵を尾端で位置確認してその後、産卵位置をずらせて産卵する種類が多いと聞きます。然し、アオスジアゲハは、1度に複数産卵するのではなく=1卵=づつ単体産卵するのではなかったでしょうか?
そのときの様子では、何らかの原因で卵が葉でなくて尾端についてしまった場合、次の産卵からは産卵管が葉に届かず、尾端についている卵のほうについてしまうように思いました。
でも4卵というのは珍しいですね。
アオスジアゲハのことで調べていたらこちらのブログを見つけまして
教えていただきたいのですが、
今月私の家の庭でアオスジアゲハの幼虫が蛹になったんですが
なかなか羽化せず待ち遠しいのですが、
サナギになってから何日ほどで羽化するのでしょうか?
ちなみに寄生虫にもやられてなさそうで、今13日目です。
擬態なのか葉の裏(月桂樹)の黒点に似た黒い小さな点々が
サナギの表面に見られます。
月桂樹は同じクスノキ科ということでサナギになる寸前に
わたしが移動させました。
よろしくお願いします!
①アオスジアゲハは、どちらかと言うと、南方系のチョウです。
②リョウさんの自宅がどこか解らないのですが、もし、静岡以東ならば、この9月下旬に羽化することはありません。・・・南西諸島ならば別ですが・・・。
③そして、この時期(9月中旬)に蛹になったものは、=蛹越冬=します。
④もし、寄生されていなければ、来年5月ごろ=羽化=します。
⑤蛹の表面に黒い斑点があるということですが、もしかすると、=寄生バエ・寄生蜂=にやられているかもしれません。
*大切に観察を続けてはいかがでしょうか?尚、最近は温暖化が進んではいますが冬に気温の低い長野県などでは寒さで蛹越冬出来ないことが多いようです・・・。
私の住まいは千葉になりますので、羽化は来春までお預けですね^-^;
ただ小さな点々が寄生ではないことを祈りながらゆっくり待ちたいと思います!
ありがとうございました!^^