金色模様が美しい・・・「セモンジンガサハムシ」 |
一昨日の房総半島で、「90% papillon ・蝶の写真を撮っています」 papilabo さんから「セモンジンガサハムシ」が越冬している場所を教えてもらった・・・。林縁のブナ科の仲間の葉裏にシッカリとしがみ付いていました・・・。
=ジンガサハムシ=のなかまの幼虫時代は、自分の体を外敵から守る為に自分の=糞(ふん)=を体に付けてカモフラージュする事が知られていますが、今は成虫越冬の時期ですから、雨露の凌げる葉裏でジッと春を待っているようでした・・・。驚かさないようにソット葉を裏返して見てみると、小楯板の後方の前翅の会合線を中心に=隆起したX字型の金色に輝く模様=がひときわ美しく、キラキラと輝いていました・・・。
なかなか美麗です・・・なんといっても、金色のバッテン印は秀逸です・・・。
成虫は、4月頃から10月頃まで見られるようですが、このブログでは初登場です。本州から八重山諸島付近まで見られるようですが、南に分布が拡がっていて、台湾・中国・インドシナ半島のベトナム・ミャンマーまで棲息しているといいます。
幼虫時代には、果樹のリンゴ・ナシ・サクラをはじめ、ザイフリボク・ナンキンナナカマドなどを摂食するのだそうです。
2009-1-11 「セモンジンガサハムシ」
*セモンジンガサハムシ
ルーミス行きを聞いてから、ルーミスはもちろんのこと、このハムシをchochoensisさんに見てもらいたいと思っていました。
スコープの中のルーミスの集団は大迫力で本当に感動でしたね。
いろいろな場所で越冬するようですね。