「ウスオエダシャク」 |
今日は久しぶりに「北本自然観察公園」に行って見ました、ぐるりと一周しましたが、ベニマシコ・ルリビタキ・ジョウビタキなどがいましたが、風が強くて野鳥も寒そうです・・・。この「北本自然観察公園」で今から7年ほど前に撮影した=シャクガ科=の仲間の「ウスオエダシャク」という蛾を掲載しようと思います・・・。「北本自然観察公園」には=ハギ=の仲間がかなり生えています・・・その中でもキチョウの幼虫の食草・・・=メドハギ=が沢山あります。この=ハギ類=を食草にしている幼虫の中に今日掲載する「ウスオエダシャク」の幼虫がいます・・・。5月頃から9月頃まで観察できる「ウスオエダシャク」はそんなに大きいシャクガではありませんが、朝早く駐車場の脇にあるトイレの壁は、前日やって来た=蛾=の仲間がたくさん止まっている事があります。その日も、壁を探すとこの「ウスオエダシャク」がいました。後翅の3室にクロっぽい斑紋がありますがこれが特徴になっています、しかし、個体によってこの=黒斑紋=が消失する事があるのだといいます、然し、chochoensis が今まで観察した個体はすべてこの=黒斑=がありました・・・。平地から山地まで普通に観察できるようです、日本では北海道から南西諸島まで広く棲息しているようで、海外では中国・朝鮮半島・マレー半島のミャンマーからインド付近まで分布域があるといいます。
2002-9-28 「ウスオエダシャク」