毒針毛を持った・・・「タケカレハ」 |
蛾の幼虫は長い毛束を持っているものが少なくありませんが、この「タケカレハ」の=刺毛=は、いけません・・・。触るとひどい目にあうことになります・・・。
幼虫の大きさも60ミリぐらいあってかなり大きい方です、胴の背面は黄色と褐色色の混じったような地色をしていて、黒い斑紋列があります。初めて観察したときに随分綺麗な=幼虫=だな・・・と思ったぐらいですから枝の先に止まらせて写真を撮りました・・・この頃は、未だデジカメを持っていなかったので、フィルムの一眼レフで撮影したのですが、カメラが重くてピントが甘くなってしまいました・・・。成虫は、年に2回の発生のようで、初夏の5-6月の頃と、晩秋の9-10月頃に現れると言います。食草が、=笹・タケ=などのイネ科を食べるらしく、タケ類、笹・クマザサ・ススキ・ヨシなどを好むのだそうです。たまたま、北本自然観察公園に行ったら、終令になった幼虫が蛹化の場所を探して、もこもこ歩いていたので、枯れ枝をソット出して止まらせて写真に撮影したものです。この「タケカレハ」の刺毛に刺されると、激しい痒みを伴った痛さが残り、赤くはれ上がり、完治するまでに5-10日を要すると言いますから気をつけたほうが良いでしょう・・・。特徴は、第8腹部背面に茶と黒の長い毛があるので、すぐに解ります・・・気をつけましょう。
タケカレハの成虫を10月頃に見かけました。
可愛らしい顔をしていましたがやはり幼虫はグロテスクですね(^.^)
昨年タケカレハに顔と手をやられて、酷くはれました。
特に顔はまぶたの辺りだったので、顔の形が変わってしまって、
医者で何にさされました、と言われて、タケカレハと言うと、
変な顔をされて、検索して見ましょうといわれました。
日本の医学もたいしたものだ、と思ったのも一瞬、
検索で出て来た昆虫は、スズメバチ、アシナカバチ、ミツバチ、
ガ、ユスリカの5種類のみでした。
https://vt.tiktok.com/ZSJ5PRKuF/