「フタホシシロエダシャク」 |
今日の=虫=も桜の咲くころに狭山市で撮影した=シャクガ=の仲間です、純白の翅を持った非常に美しい蛾で、=シャクガ科エダシャク亜科=「フタホシシロエダシャク」という蛾です。
この「フタホシシロエダシャク」、地色の白い翅が誠に眩しい・・・前翅の前縁にある褐色の斑紋が名前の由来のようです・・・。
一説には、桜の花の咲くころに出現するので桜の花びらに擬態しているなどと言うこともあながち捨てきれない・・・。前翅や後翅にある波型の=波状紋=もうつくしい。日本全国に分布しているようで、平地から低山地まで普遍的に分布すると言います。海外では、=旧北区=に分布し、日本・中国・朝鮮半島・沿海州・千島列島からロシア・欧州まで広く棲息していると言います、汎用種なのですね・・・。
幼虫は、バラ科ソメイヨシノ・カスミザクラ・マメザクラ・ウワズミザクラ・などを食べて育つと言いますが、ナナカマド・サンザシ・ハンノキ・シナノキ・・・なども観察されて居ると言います。
成虫は、4月下旬から7月中旬まで観察されると言います、夜行性の性質もあるらしく、夜間に灯火にもくるという、日中は、林内の暗いところで静止していることが多い。
2008-5-5 「フタホシシロエダシャク」
*フタホシシロエダシャク