「モノサシトンボ」を初めて観察した |
この「モノサシトンボ」・・・自宅周辺の河川や湖沼周りにもいるらしいのですが。観察する機会に恵まれませんでした。ところが今回の信州旅行で、初めて確認する事ができました。色々調べてみると、似ている「オオモノサシトンボ」とは胸の側面=翅胸=という部分の淡黄色と黒い斑紋の模様がかなり違う事を知りました・・以前に「オオモノサシトンボ」は、既に撮影に成功しているのですが、今日掲載する「モノサシトンボ」は、なかなか撮影できないで居ました。
この両種共に、モノサシトンボ科に分類されており、日本や中国・東南アジア地域に10種類が居るといいます。
名前の由来は、腹部に昔良く使った竹製の=物差し(ものさし)=の目盛りのような淡い色の目盛りがぐるりと=輪=のようになっている事からなまえを=モノサシ=と名付けたようです。
この物差しの目盛り状の模様を、=環状紋=と言っているようです。
確かに、=環状紋=は物差しの目盛りに見えます・・・上手いネーミングだと思います。生息環境は、平地から丘陵地、山地の湖沼や市街地の寺社の境内にある小さな池まで広く分布しているようです、出現期は5月頃から9がつごろまでの間に観察できるようです。
胸の側面にある=翅胸=の斑紋の違いだけでなく、近似種との識別には尾端の模様も違うので、次回から野外でもシッカリ観察して識別できるようにしたい・・・。
2008-7-5 「モノサシトンボ」 ♂
オオモノサシとの違いが頭に入っていなくて、混乱してしまいました。
改めて、オオモノサシと見比べてみるとちゃんと違っていました。
モノサシが分布が広いとは聞いていましたが、実際都内の公園でも見かけました。