今シーズン初観察・・・「ミズイロオナガシジミ」 |
午前中は、雨が降らないという天気予報だったので、自宅から30分ほどのフィールドに=ゼフィルス=の発生状況を確認に行きました・・・。
現地に着く頃には雨が降り始めましたが、長靴を履いてフィールドで観察しました・・・然し観察できたのは、「ミズイロオナガシジミ」2頭だけでした・・・。
でも今期初めての観察だったので、嬉しくなりました・・・。
この、「ミズイロオナガシジミ」を初めて観察したのは、確か・・・東京の郊外・・・現在の国立市の雑木林だったと思います。中学生か高校生の頃だったのですが、友人と清楚な色彩にしばらくみとれていました・・・。
この「ミズイロオナガシジミ」の学名は、Antigius attilia Bremer, 1861 ですが、この=ミズイロオナガシジミ属:Antigius=というのは、以前、「スギタニルリシジミ」で紹介した、日本のチョウの先駆者:「杉谷 岩彦」氏と関係があります・・・。
大正時代に活躍された、=三高=の数学科教授:「杉谷 岩彦」さんの苗字=すぎたに・sugitani =の8文字の=アナグラム・・・文字の並べ替え=が「ミズイロオナガシジミ」属になっているのです・・・。
そういうことを、思い出しながら暗い林縁で数枚の写真を撮らせてもらいました・・・青春時代が蘇った瞬間でした・・・。
尚、種名のattilia というのは、ローマ人の氏族名:Attilius から付けられています。
サスガです。感心してみています。
ミズイロオナガシジミの学名の由来など、初めて知りました。
画像もきれいですね・・・・。1度はこういうのを撮りたいです。
なんとかシジミという名の蝶は色々いるんですね。初めて知りました。勉強になります。
昆虫や木、花、鳥など・・・すごく詳しいですね。これからも、お邪魔させていただきますね。よろしくお願いします。
昨年のchochoensisさんの撮った開翅の美しさが思い出されます。
今年はもう発生のピークを過ぎて開いてもあまり綺麗でない可能性が高いかもしれないですね。