日本固有種・・・「アオゲラ」 |
今日も「北本自然観察公園」に散歩に出かけました・・・フィールドで、私がバードウオッチングを始めた頃からご指導いただいている野鳥観察の先輩にお会いしました。みんなで公園を一周することにして歩いてみると、キツツキの仲間の「アオゲラ」が居ました。このブログでも一度だけ登場させていますが、そのときには、=雄=の画像を掲載しました。今日出会ったのは、=雌=でした・・・熱心に樹を突付いては樹から樹へと渡り歩いていましたが、背中のオリーブがかった=黄緑色=と頭の頭頂部の=赤色=がとてもお洒落でした。この「アオゲラ」、生きている樹が好きだという事は、前回触れましたので、今回は、昔の文献に出ているかどうか調べて見ました・・・。
調べてみると、江戸時代中期頃から「あおげら」・「あおけらきつつき」の名前が見られるようです・・・。「喚子鳥」とか「庶物類纂」・「観文禽譜」・「百千鳥」などにでているようです・・・。もともと、=キツツキ=の仲間のことを「けら」と言ったので、背中の=黄緑色=をみて=青いキツツキ=の意味で使われたようです・・・。その「けら」の語源は、古語の「けらつつき」=キツツキの古名=にあるようで、全体の色彩の感じたままが種名になったようです。
*しかし、「内田清之助」博士とか「中西悟堂」翁は、鳴き声に因るものではないかといっています。