「ヤマシギ」 |
昨日、今にも雪が降り出しそうな曇天の中、「北本自然観察公園」に出掛けた・・・実は、前日に姿をチラッと見た「ヤマシギ」を探したくて出かけたのです・・・。
この「ヤマシギ」・・・このブログの2006-5-18に一度、登場させていますが、そのときにはこの野鳥が藪に隠れていて撮影し難いということを書きました・・・。小さな昆虫や=ミミズ=などの虫類が好きで、枯葉をめくっては、ミミズを探す姿が時々観察されます。日本では丁度、生息域の東端にあたり、自宅近くでは=冬=になると南下してきた個体が時々観察されます・・・。この「ヤマシギ」・・・古くは室町時代の頃から知られていたようで、「饅頭屋本 節用集」に「やましぎ」の名前で出ているようです。時代が下がって江戸時代以降には色々な名前で呼ばれていたようで、この「ヤマシギ」がポテッと太っていた様子から「ぽとしぎ」=江戸時代前期頃=と言われたり、また、江戸時代中期頃からは、「うばしぎ(姥鴫)」という名前でもでてきているようです、この=姥鴫(うばしぎ)=というのは、どうやら体全体の色彩が地味目でその羽色から姥を想像したのかもしれません。
江戸時代後期の図譜「水谷禽譜」には、「むばしぎ」という名前で描かれていますが、これは先の「姥鴫(うばしぎ)」から転じたものではないかと言われています。
その他の異名としては、「あましぎ」・「しばしぎ」などがあるようです。
撮影を終わって自宅に戻る頃から雪が舞い始めました・・・また寒くなるかな?
寒い中を頑張りましたね。
丸っこくてノソノソと歩く姿が面白いです。
前に北本でヤマシギを見つけたときは、林の中で顔の一部しか見れませんでした(^^;)。。秋ヶ瀬で見つけたときは丸見えでしたが、やはりこのシチュエーションが一番、「らしい」ですね。。(^^)ナイスです。
北本にもひさびさに足を運びたいです。
いい色の翅です。