可愛らしい「メジロ」 |
ムラサキシキブの実を咥えた「メジロ」
「メジロ」を初めて観察したのは、バードウオッチングを始めて1ヶ月ほどたった1999年2月25日のことでした・・・家内と自宅近くの越生町にある=黒山三滝=で観察したときに=ウグイス色=の綺麗な羽色に驚きました・・・。
このブログでも、2006-2-25に「メジロ」と「イオウジマメジロ」を掲載していますが、今日は「メジロ」の時代背景も含めて書きたいと思います。
一昨日の事です、自宅近くの埼玉県狭山市の公園に出掛けて、落葉樹の=樹形=の写真を撮影していた時です・・・不意に後から「メジロ」がやってきて目の前にある=ムラサキシキブ=の実を食べに飛んできたのです・・・。
2008-1-16 ムラサキシキブの実を咥えた「メジロ」 狭山市
メジロ Zosterops japonicus
但し、仙台藩主の伊達 宗村の八男であった江戸時代後期の=堀田 正敦=(1755-1832)が堅田藩主の堀田正富の養子になってから描いた図譜「堀田禽譜」には、4羽の「メジロ」が並んでいる様子が「免じろ」(メジロ)として描かれていますが、この図も自然の姿ではないようなきがします。
また「メジロ」は、花の蜜が好きなので、嘴の中の=舌=の先が蜜を吸い易くする為に=筆状=になっています、そのため九州の薩摩地方では「はなすひ」という方言が残っているといいます。
柿も食べているところは写真に写されていますね。
実家のあるギフではツバキが咲くと梅、桜までずっと来ていたような気がします。