「アオスジアゲハ」幼虫 |
昨日、今日と2日間、北本自然観察公園に出掛けた・・・昨日シロダモにいた「アオスジアゲハ」幼虫を撮影したのですが、露出を失敗してしまったので、今日は、もう一度出掛けて撮影してきた・・・しかし、状態は=逆光=だったので不満足の画像になってしまった・・・。
この「アオスジアゲハ」幼虫を初めて観察したのは確か、高校生の頃でした・・・ズングリむっくりした幼虫の可愛らしさに驚嘆したものでした・・・。どちらかと言うと南方系のチョウでしたから余計にいとおしかったのかもしれません。関西に勤務していた頃は、良くヤブガラシの花に来ているのを見ました。
この「北本自然観察公園」では、シロダモが多くあり、そこに「アオスジアゲハ」が良く産卵にやってきます。クスノキもあるのですが、=シロダモ=に産卵することが多いようです。
この「アオスジアゲハ」幼虫も=アゲハチョウ科=なので頭を指で突くと、匂いの強い=臭角=を頭の先からニューッと出して威嚇しますが、それが面白くて小さい頃は頭をつついて遊びました。この=臭角=の先がY 字型になっていて、その臭角のオレンジ色がとても綺麗だったからです・・・。
今考えると、可哀想な事をしたと思いますが、子供の頃はその仕組みや生態の意味が解らずに頭をなでていました・・・なんにでも興味を持つ性格がいけなかったのかな?
このアオスジアゲハは蛹越冬なので、今から急いで蛹になってくれると思いますが、早くしないと寒い冬がやってきてしまうので心配です・・・。
2007-11-4 「アオスジアゲハ」 幼虫 北本自然観察公園にて
*アオスジアゲハ Graphium sarpedon Linnaeus, 1758
確か蛹で越冬だったと思いますが、もしかしたら今は幼虫で越冬とかあり得るのでしょうか?温暖化ですから。
アオスジアゲハの幼虫を教えてもらったのは、子供の森でmtana2さんからでしたが、これが興味を持ち始めの最初頃で、ちょっと特別です。