自宅近くの道路を歩いていた「エビガラスズメ」幼虫 |
自宅近くの小畔川の近くの道路を「エビガラスズメ」終令幼虫が歩いていた・・・この「エビガラスズメ」幼虫の色彩と模様は=変化=が多く、褐色型・・・茶色を基調とした地味な色、緑色型・・・薄緑色、緑色地にピンクの縞、など、中間型・・・グリーン地に黒模様、オレンジ地に黒い模様、など変異が多く、とてもカラフルです。
スズメガ科の幼虫に特徴的なのが、尾端にある大きな=突起=です・・・この「エビガラスズメ」の終令幼虫にもおおきな尾状突起がありましたのですぐに=スズメガ=の仲間だと解りました。
スズメガ科の幼虫は、蛹化の時期が来ると、食草を離れて今回のように蛹化の場所を探します、蛹化の場所は、通常=土=の中で蛹になりますが、石の下とか、石や倒木の隙間などでも蛹になったりします。世界的にも分布範囲が広いようで、新大陸のアメリカを除く、旧北区、東洋区、エチオピア区、台湾、アジア、太平洋地域などに棲息しているようです。
主な食草は、サツマイモ・ヒルガオ・朝顔・ヨルガオ・ホシアサガオ・フジマメ・フジ・小豆・ツルナ・タバコ・などを摂食して育つようです。
成虫は、夕暮れから活動して、長い口吻を伸ばして花の蜜を吸うといいます、成虫はあまり綺麗とはいいがたいようです。
2007-10-4 色彩=中間型=の「エビガラスズメ」