「マルガタハナカミキリ」 |
先日、埼玉県秩父方面に出かけた・・・今日の主役「マルガタハナカミキリ」が居ました。鞘翅の表面に金色のビロード状の毛のようなものがあって、斜めから見たりすると、下の模様が変化して面白い・・・この「マルガタハナカミキリ」埼玉県では丘陵地の方に行かないと観察できません・・・いままでの既産地については、=大滝村・小鹿野町・秩父市・東秩父市・名栗村=の各市町村になっていますが、chochoensis が観察したのは、行政区で言うと、新しい産地ともいえる=横瀬町=でした・・・。
全国的に棲息しているらしく、樺太・千島列島・北海道・本州・四国九州・などで観察されているといいます。6月から8月頃に現れる様で、体長は15ミリぐらいです。
ただ、成虫の鞘翅の斑紋には変化が多いといいます。下の画像はその中でも基本形といわれるもののようです。
良く観察して見ると、上翅の基部・中央後方・翅端に黒紋がありますが、前述のように細かい毛ののようなものがあって=隠し絵=のように斑紋が現れたり、薄くなったりして面白いです。
その多くは、ノリウツギやシシウドなどの花に良く来るようです・・・。
初めて観察しましたが、そんなに珍しいという種類ではなさそうです・・・。
2007-7-24