緑色のカメノコハムシ・・・「アオカメノコハムシ」 |
カメノコハムシ属は、頭部が前胸背板に覆われており、脚の跗節の爪が櫛状になっていないのが特徴です。世界中に分布していますが、日本には17種が分布しているといいます。
この「アオカメノコハムシ」は、大きさが7-8ミリの大きさでカメノコハムシの仲間ではやや大きいほうです。
この「アオカメノコハムシ」は、草食性でアザミやフキを食べるといいます、やや山地から丘陵地まで広く分布している様ですが体色が緑色のものは見つけ難いです。ただ、体色には=緑色型=と=赤褐色型=があるようで、識別は難しそうです。
幼虫時代に自分の=糞=を体に付ける習性のある虫は多いですが、イチモンジチョウやアサマイチモンジの初令幼虫のように「アオカメノコハムシ」も幼虫時代に=糞(ふん)=を背負って生活しています・・・これらは天敵から身を守るという意味合いがあるのかもしれません、実際に糞を纏われると、まるで鳥の糞があるように見えるから不思議です。生き抜くための知恵なのでしょうね・・・。
2007-6-30 「アオカメノコハムシ」
糞を背負って天敵から身を守るなど考えられない生き方でスネェ。
面白いですし、こんな技に感心です。
珍しい昆虫の紹介ありがとう。