「アトモンアオゴミムシ」 |
名前が=ゴミムシ=というとなにやら汚らしいが、この「アトモンアオゴミムシ」は、鞘翅の後にある橙黄色の模様がとても綺麗です。
いつも散歩に出掛けている自宅から30-40分ほどの渓流地帯の草むらで見つけましたが、この「アトモンアオゴミムシ」、オサムシの仲間に近く、形もそっくりです。
アオゴミムシの1種で、標高のあまり高くない平地からやや標高のある山地まで棲息しているらしいのですが、図鑑で調べてみると、そんなに生息数が多いようではないようなのです。キボシアオゴミムシという種類に似ていますが、目玉の後の前胸背板が幅が広くなっていて、その背板の側縁がやや丸く弧状になっているので見分けが付きそうです・・・。鞘翅の後の橙黄色の斑紋の形も重要で、やや大きいオオアトボシアオゴミムシのように下辺まで繋がって居ないので見分けられます。
どうやら、この「アトモンアオゴミムシ」は、暖かい地方が好きなようで、本州西南部から九州、そして国外では中国の南部、東南アジアなどに棲息しているようです。
成虫で越冬すると言いますから、今度冬眠中のものを観察してみたいです。
2006-7-10 「アトモンアオゴミムシ」
*アトモンアオゴミムシ
上手く写真が撮れません、、いつも悔しい思いをしています。
もしこんな綺麗な子に出遇ったら、失敗したくないです。