スズメガの1種・・・「コウチスズメ」 |
先日、自宅の前の家の=ドウダンツツジ=にスズメガ科の1種が羽化したての姿を見せてくれた・・・どうやら、スズメガ科ウチスズメ亜科の「コウチスズメ」らしいと思い調べてみた、まず間違いないと思いますが、=蛾=の識別は難しい。
=ドウダンツツジ属=は、主に東アジアとヒマラヤに10種ほどが自生していると言われていますが、その内、日本では6種が山野に自生していると言います。
最近は、庭木などで植えられているために良く目にする事が出来ます・・・この=ドウダンツツジ=の仲間を、「コウチスズメ」の幼虫が食べる事が知られています。
ドウダンツツジは、ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木で、小さな鈴のような白い可愛い花をつけるので、私の家の近くでも良く見ることが出来ます。たまたま朝起きて自宅の前の生垣を見てみると、壁に1頭、そしてドウダンツツジに羽化したての1頭がいるのに気がついたのでデジカメを持ち出してパチリと写したのが下の画像です・・・。
「コウチスズメ」は、九州などでは高い標高の場所で観察されるようですが、最近では都市近郊でも見られるようになってきたといいます・・・これってもしかして食樹の=ドウダンツツジ=の植栽に影響しているのでしょうか?
本州では、静岡県以西に自生地が多いそうですが、最近は自宅周辺にも進出してきたのでしょうか、興味あるところです。
はじめて見ます。「ドウダンツツジ」は我が家の庭にも3種ほど植栽しています。中でも「ベニドウダンツツジ」の朱色が綺麗です。「サラサドウダン」
などは3m以上にもなりますが、山野には自生していません。道南には在るみたいです。
「コウチスズメ」の形は不思議ですね。これからこの蛾が居ないか気をつけてみたいと思います。