純白の妖精・・・「オトメスミレ」 |
今日、自宅から30-40分ほどのところにある渓流地帯に行ってきた。未だムカシトンボは、出現していなかったが、「オトメスミレ」を見つけた・・・。
この「オトメスミレ」、=タチツボスミレ=の白花品種で、遺伝的にも安定しているそうです。
神奈川県の箱根:乙女峠で、植物界の権威=牧野 富太郎 博士=が発見されたといいます。この品種の中に、距まで白くなるものを=シロバナタチツボスミレ=というらしいが、今回見つけたこのアルビノ品種の距は=唇弁の距に薄紫色=があることから、「オトメスミレ」と言う白花品種に分類されるのだそうです。
ルーペで花をジックリ覗いてみました・・・、ほんとうに真っ白で雪のような白さです。先週、この場所を訪れた時には未だ、咲いていなかったので、偶然咲いたところに出会ったというわけです。幸運に感謝です。
花の根元の方を観察してみました・・・=タチツボスミレ系=の特徴である=托葉=は、櫛の歯状にギザギザが付いています。
全体を少し離れてみると純白が目立ってとても綺麗でした・・・。
2007-4-21 純白の花 「オトメスミレ」 埼玉県越生町
*手前はオトメスミレ、奥の紫色の花はタチツボスミレ
オトメスミレ純白で綺麗ですね。
今日は近くにいたみたいで、会えずに残念でした。