橙赤の脚をした「ケイマフリ」 |
昨日の「マダラウミスズメ」と同じグループに、脚の赤い「ケイマフリ」がいます。北海道やカラフト近海、北方四島からカムチャッカ半島にかけて棲息していますが、関東や東海地方で観察される事は珍しいです・・・その「ケイマフリ」が、静岡県で観察された事があります・・・丁度、「マダラウミスズメ」が来た時期と同じだったので、海水域や気温、風向などが北の野鳥達を惑わせてしまったのかもしれません・・・。
はじめて観察する「ケイマフリを探して海岸線に点在する漁港を一つ一つ探索しながら探しました・・・ある場所に来たときです・・・忽然と「ケイマフリ」を見つけました。幸いに駐車場の近くだったので、車を止めて双眼鏡で眺めると、「ケイマフリ」に間違いありません。そこで、遠かったのですが、撮影してみました、それが下の画像です。
この「ケイマフリ」は、冬羽のようで、腹部が白っぽくなっていました、フィールドスコープで覗いてみると、目の後に僅かながらボンヤリした細い線が見えます・・・「ケイマフリ」の特徴でした。
マダラウミスズメを初観察してから5日後のことでした・・・。
2000-12-11 「ケイマフリ」 静岡県:沼津市
2000-12-11 水を蹴った時「ケイマフリ」の脚が赤い事が解ります