「シジュウカラガン」 |
5年間ほど北米大陸の中西部に住んでいた事がありますが、その時に「カナダガン」がその長い首に=調査用標識のタグ=をつけた個体を何回か観察した事があります。この「カナダガン」は北米大陸のなかで11亜種に分類されていて、野外での個体識別は難しいといいます。
そして、そのなかで体が小さい「シジュウカラガン」という亜種が日本にやってくるのだそうです。この「シジュウカラガン」に出会ったのは、2001年12月2日、宮城県伊豆沼でのことでした。「マガン」の群れの中にいたのですが、距離が遠かった事と、撮影の腕が悪く、ピンボケの画像しか撮れませんでした・・・。
2001-12-2 「シジュウカラガン」 宮城県:伊豆沼
静岡県の富士宮市で1985年1月上旬に動物捕獲用の「わな」で右足を怪我した「シジュウカラガン」が1羽発見され、その時の番(つがい)が北行を諦めて繁殖するようになって、現在は子孫を残して繁殖を繰り返しているそうです。=日本野鳥の会、富士見宮支部の阿部英雄支部長の報文より=
1994-5-29 アメリカ大陸カナダガン1亜種 アメリカ:オハイオ州