蛾3種「ツマキシャチホコ」・「ハスオビエダシャク」・「マドガ」 |
今日は、溜まってしまった「蛾」の画像を3種類紹介したいと思います。「ツマキシャチホコ」・「ハスオビエダシャク」・「マドガ」です。
まず、はじめは「シャチホコガ科」の蛾で「ツマキシャチホコ」、前翅先端に黄白色の斑紋があって、止まって静止した状態は、まるでその辺に落ちている朽木のような色彩をしています。はじめ、枯れ枝に止まっている時に観察したときには、知らずに触ってしまい、「アッ!枯れ枝が飛んだ!」と思ったぐらい周囲の環境に溶け込んでいました・・・。似ている種類が多く、前翅先端の白斑の内側に赤褐色が識別ポイントです。「シャチホコガ」の名前の由来は、=幼虫=にあって、幼虫の尻尾の方にある「尾脚」と呼ばれる部分が変形したものが多く、=体を後方に反らせる習性=がまるで「鯱(しゃち)」のように見える事からついているようです。英語で、=The Lobster Moth と言いますが、そういえば、シャチホコガの幼虫は「エビ(海老)」が反り返ったようにも見えます・・・。
2003-8-20 「ツマキシャチホコ」
*ツマキシャチホコ Phalera assimilis Bremer & Grey, 1853
2006-4-14 「ハスオビエダシャク」
*ハスオビエダシャク Descoreba simplex simplex Butler, 1878
2006-5-28 「マドガ」