「ゴイシシジミ」若令幼虫 |
昨日、「ゴイシシジミ」の産卵された笹薮に行ってみた、午後から出かけたので、デジカメと虫眼鏡だけポケットに入れて散歩してみた・・・。
10月5日に産卵された笹の葉を見ていくと、居ました・・・見慣れた「ゴイシシジミ」の若令幼虫がアブラムシと全く同じ色をしてチョコンと鎮座していました・・・。
「ゴイシシジミ」のフルステージ写真は、全部撮影済みなのですが、チョウ好きの仲間が見たいと言っていたので、案内するために事前に確認しておこうと出かけたのです・・・。
下の画像の左下の方に毛の生えた白い幼虫が「ゴイシシジミ」幼虫です。
2006-10-13 「ゴイシシジミ」若令幼虫 埼玉県荒川沿いのフィールドにて
2005-6-29掲載
*参考:産卵中のゴイシシジミhttp://choyukkuri.exblog.jp/m2006-10-01/#3943963
2006-10-5掲載
この「ゴイシシジミ」の属名:Taraka =ターラカ というのは、サンスクリット語=「梵語」から来た言葉で、「目」とか「星」と言う意味を表しているのだそうです。「ゴイシジミ」の翅裏の黒点を見立てたのでしょうか・・・。また、ターラカというのに、もう一つの意味があって、「インド神話」に出てくる王様で、激しい難行苦行を行い、神々を驚かせた=ダイティア=の王様の名前なのだそうです。このように、アジア原産のチョウの属名には、サンスクリット語(梵語)の由来によるものが少なくないと言います。
数年前から始めた「ゴイシシジミ」の観察ですが、「越冬形態」は、未だ観察できずにいます、資料に寄れば、越冬は幼虫だと言いますが、越冬幼虫の令数は、未だ良く観察されていないようですし、興味もありますので、継続観察出来たら良いなと思っています。
「ササコナフキツノアブラムシ」と思われるツノアブラムシの白い粉を幼虫の体に付けているために、とても観察しにくいですが、習性も面白く、1回だけですがツノアブラムシに覆いかぶさるようにしてムシャムシャ食べる様子は、まさに肉食のチョウの面目躍如でした・・・。
若令幼虫の時には、ツノアブラムシの分泌液もなめているようですが、未だ観察できないでいます。
*尚、種名:hamada は、島根県浜田市に因むものだとされていますが詳しい事は判らないのだそうです。
わざわざ下見すみません。
綺麗に撮影できていますね。
明日はよろしくお願いします。
もう、大分大きくなっている感じですね。
先ずは、お誕生日を心からお祝い申し上げます。
今日の日が、そして未来が素敵な事で溢れますように!
笹や竹藪で見かける、あのアブラムシを食べるんですか、
東京でも探せばいるのでしょうか…!?
雑木林などを探してみたいと思います!
どれもなかなか見ることが出来ないもので、大変参考になりました。
小生も野外でのフルステージ写真に挑戦!してみたいです。
有難うございました。