アッ!痛い・・・「ヒロヘリアオイラガ」の毒針に刺された! |
昨日、庭の「スモモ」と「カシワ」の樹をチェックしていたら、蛾の幼虫を見つけた・・・どうやら「イラガ」の仲間のようなので、剪定ばさみを持ってきて、幼虫のいる葉や枝を切り落としてビニール袋に入れて退治していました・・・ところが、葉裏に隠れた幼虫に気づかずに手が触れてしまった・・・一瞬の出来事でしたが「チクッ!」とした痛みが走りました・・・毒針を探そうとしたのですが良く判りません・・・その内に手は、黒紫色になってきて痛さが残っています・・・しまった!やられて余計にチクチク痛みます・・・それでも根気良く捕らえた幼虫は40頭を越えていました。
悔しいので、名前を調べることにしました・・・痛さをこらえてデジカメで幼虫を撮影しました。背中の中央に暗色の縦スジがあって小さいものは集合性があるようです。大きい奴は1頭づつ葉ウラに隠れています。「ヒロヘリアオイラガ」、やはりイラガの仲間でした。チョウでも蛾でも幼虫時代は「食草・食樹」が決まっているものが多いのですが、この「ヒロヘリアオイラガ」は、広食性のようで、梅・モミジ・桜・クスノキ・クロウメモドキ・柿・カシワ・、木蓮・ケヤキ・南天・ナツメ・アカメガシワ・エンジュなど広範囲で食べることも判りました。我が家の庭に「ヒロヘリアオイラガ」が食べる樹が多すぎたようです・・・「ヒロヘリアオイラガ」に似ている種類にアオイラガとクロシタアオイラガがありましたので両方の幼虫も調べましたが、」やはり「ヒロヘリアオイラガ」のようです。刺されて悔しい・でも名前が判ったので悔しさも半分かな。
2006-9-26 毒針を持った「ヒロヘリアオイラガ」幼虫
埼玉県;川越市にて
*ヒロヘリアオイラガ Parasa lepida lepida Cramer,1777
2007-9-18 「ヒロヘリアオイラガ」 2・3令幼虫 埼玉県川越市
*ヒロヘリアオイラガ Parasa lepida lepida Cramer, 1777
子供の頃、何度もやられています。
一昨日、たまたま造園業のSさんとその話をしていました。
刺されたら、流水で毒針を流すのが一番と聞きました。
「手配書」皆さんの役に立つかな?
毒針を持っているなんて知りませんでした。
先日、僕の運転するトラックにヒロヘリアオイラガが同乗していたので、蛾は子供時代が綺麗だなァと見とれてしまいました。
下車させる際、手のひらでしばし遊ばせたのですが、刺されなくて良かったです。
「蛾」の検索には、成虫・幼虫が詳しい、「みんなで作る日本産蛾類図鑑」というホームページを参考にしてください。
ただ、専門的なので、「写真が10,000枚以上」ありますので、他の図鑑で「科」または「仲間の名前」程度の知識を持って探さないと膨大な資料の中から探すのは、大変かもしれません・・・。
大丈夫でしょうか…心配です!
ブログの友人が「電気虫」に刺されて、1週間もおかしかったと
コメントをくれましたが、イラガの一種だったようです。
子ども時代の事ですが、家の前の大きな栗の木に、
白と茶のイラガの繭が沢山ついていて、
気になって仕方なかったのです。
でも。両親が絶対触っては駄目と、きつく言われました。
綺麗な青い毛虫でしたが、見るだけで触らない様にしていました。
今思い返して見ますと、もしかしてこの
「ヒロヘリアオイラガ」だったように思えます。