「カワラケツメイ」の花が咲いた・・・ |
昨年、ダンダラさんから戴いた「カワラケツメイ」の種を鉢に蒔いて増殖を試みていたが、ここに来て、「花」が咲いて、「実」を付け始めました。この「カワラケツメイ」は、チョウの「ツマグロキチョウ」の食草なので、増やして、「種」を自宅近くの河原などに蒔いて「ツマグロキチョウ」を呼び寄せようという壮大な計画なのです・・・。
実現するかどうかは、別問題として、「ツマグロキチョウ」復活に向けてのささやかな「ロマン」の追求なのです.。以前は、どこにでも棲息していた「ツマグロキチョウ」が激減して、今では、どこでも絶滅の危機にあるチョウを救ってやりたい・・・確か、埼玉県でも絶滅危惧種、または絶滅してしまったのかもしれない・・・。
昔、両者の違いを先輩に聞いたら教えてくれたのですが、茎の上端を切断して、茎の中心部が空洞(中空)になっていなければ「カワラケツメイ」で、茎の中心部が中空になっていれば「クサネム」だと教えられました・・・。高校生のころの懐かしい話です・・・。昔は、この「カワラケツメイ」を干して、お茶の代用としたといいます、その名も「マメチャ」または「ハマチャ」と呼んだそうです。
なかなか、味のある花ですね。先週、静岡県の富士宮で自生しているものをみましたが、ここでも少しずつ減っているようです。
今となっては大事な植物ですね。
「カワラケツメイ」は以前は何処にも在ったんですが、
最近見かけなくなりました。
子ども時代は、鞘の色が茶色くなるのが待てないで、
若い鞘から、未だ緑の四角い種を取り出して、
小人さんの「おはじき」と勝手に名前を付けて、楽しんでいました。
四角い種って、他には殆ど無いので、珍しかったんですね。