「ツチイナゴ」の幼虫、見つけた! |
「ツチイナゴ」= 別名:「ツチバッタ」
今日は天気が悪そうな気配なのでフィールドに出かけられない・・・。8月29日に自宅近くのフィールドに出かけたときのことです、乾燥したやや深い草地を歩いていると、鮮やかな色彩のバッタが飛び跳ねた・・・「アッ!」・・・「ツチイナゴ」だ!思わず心の中で叫んでしまった。
慎重にデジカメで画像を撮影してホッとした。
幼虫時代は、下の写真のように、明るい若草色をしていますが、10月ごろには全く色彩の違う成虫になってしまいます。近づいて良く観察してみると、ライトグリーンの色彩の中に細かな薄い茶色の点刻が見えます、なかなかチャーミングです。
この「ツチイナゴ」は日本に居るバッタの中では、珍しく「成虫越冬」するのです。成虫は、全体が褐色で、黄白色のメリハリの利いた模様があって、なかなかスマートな感じのバッタです。頭頂から翅の付け根までハッキリした黄色い線もあります。特徴的なのは、目の下に涙を流したような黒い斑があることです、まるで泣いているようです、とても悲しそうに見えます。
今度は、成虫の写真を撮影したいです・・・。
2006-8-29 「ツチイナゴ」 幼虫
成虫はもっと大きいでしょうか?幼虫も大きく見えますが・・・。