「クロヒメハナノミ」は中学生の思い出 |
そう、いつの頃だったのか、確か、中学生2・3年生の頃だった、「ハナノミ」と言う名前を知ったのは・・・、今、考えると随分マイナーな昆虫の名前を知っていたものだと自分でも不思議ですが、もしかすると、先輩の誰かが教えてくれたのかもしれない・・・。変な名前だな・・・これが最初の印象でした。実際にそのムシを見てみると姿形ももの凄く変わっているし、とても小さい・・・。まるで、せむし男のような第一印象だった、頭の方が背中を丸めたような感じで、尻尾の方に行くに従って「紡錘形」になり、尻尾の先端は「錐(きり)」のように尖っていた・・・。「フーン!変な虫・・・」しかし触ろうとしたら「ピョン!」と跳ねてどこかに行ってしまった・・・。
小さいけれども素早い奴だ!今日の画像は、ハナノミ科「クロヒメハナノミ」という小さな昆虫です。漢字で書くと「ハナノミ」=「花」「蚤(ノミ)」=確かに「ノミ」のように素早く飛び跳ねて逃げてしまったなァ・・・。
どうやらこの「紡錘形」なのは、潜り易い格好をしているのだと言います、納得ですが、神様の造詣もすばらしい・・・。「ハナノミ」の仲間は世界中で1,200種もいると言いますが新種も出たりして研究もあまり進んでないようです。日本には、約700種いるといいますから、日本では研究が進んでいるのかもしれません。「クロヒメハナノミ」は、キク科やセリ科を好むといいます。しかし中には幼虫期に枯れ木や茸などに付くのも居るようですから食性は広範囲なのかもしれません。今度、クリ、ノリウツギ、ミズキなどを見かけたら花穂を良く見てください・・・。
2006-6-4 「クロヒメハナノミ」
*クロヒメハナノミ
今までハナノミは注目していませんでしたが、これからもっと注目していきます。
興味がわきました。
ありがとうございました。
例の蛹ですが18日目になりますがまだ羽化の気配がありません。今頃の蛹は越冬ということもあるのですか。
またこの夏何10匹という終齢幼虫が生まれたスダチから脱走しましたが今回1匹だけけなげにも自分の里で蛹になりました。しばらく様子を見てやりたい。色々どうも有り難うございます。