「トラフシジミ」夏型が「クリ」の花にいた・・・ |
先日、自宅からそう遠くないクリ林で「甲虫」を探していたら、「トラフシジミ」夏型が葉陰に潜んでいるのを見つけた・・・しかし、1回シャッターを押したら逃げられてしまった・・・。
この「トラフシジミ」、自宅近くでは、2回目の発生が少ないながら観察されることがありますが、1回目の発生「春型」に比べると、段違いに見かけるチャンスは少なくなります。
尤も、北の方では、年1回しか発生しないようですから、難しいのでしょうね・・・。色彩は、「春型」の方が「虎(とら)模様がハッキリ」していて好きなのですが、希少性から、なんとなく「夏型」にあこがれを持ってしまいます・・・。
和名は、勿論、この「トラ模様」から来ているのですが、学名の種名「arata」は、どうやら地中海にある「シシリア島」で誕生したギリシャの詩人、「Aratus」から付けられたと言うのですがあまり詳しいことは判っていないようです・・・。
私が高校生の頃、初めて観察したのは季節が初夏の頃だったので、季節型としては「夏型」のほうを最初に見たので、後に「春型」を見たときにはあまりにもハッキリした「トラ模様」だったので新鮮な驚きを持ったものです・・・。
2006-6-20 「クリ」の花に隠れていた「トラフシジミ」