「ダビドサナエ」は、スマートな貴公子 |
丁度、田圃の田植えが始まる頃、このトンボが出始めます。サナエ(早苗)懐かしい響きがありますね、緑が段々深くなってくる頃、山地の渓流沿いで見られるのですが、谷川筋で観察できるサナエトンボの中では良く観察できるトンボです。郊外にある東京の高尾山とか自宅から40分ほどにある越生の渓流沿いでも良く観察できます。
似た仲間にクロサナエというのが居ますので、胸の脇の模様が見えるように撮影しないと後で検索できなくなってしまいます。
このトンボ、羽化に1時間ほど掛けて脱皮して、その後、30分ほど蛹殻につかまり樹の上に止まって翅を閉じて長い休憩に入ると言います・・・そして翅が十分に固まると翅を水平に拡げて休んでいますが、本格的な摂食活動は、「羽化」後、1-2日経ってから摂食行動を起こすと言われています。大きさも3センチチョットぐらいの可愛らしいトンボ「ダビドサナエ」を大切にしてね・・・。