「ムナキルリハムシ」はスイバが大好き |
大きさ僅か、4ミリぐらいしかない・・・
自宅から20-30分ぐらいのところにある埼玉県比企郡嵐山町というところがあります。自然が多く残されていて、私がよく出掛けるフィールドです。
ウラキンシジミの飼育を今しているのですが、庭にある「トネリコ」の葉が大きくなりすぎたので調達に出掛けたときです、林縁の草地を歩いていくと、スイバがありました、そこに何か「オレンジ色」が目に入ったのです・・・しゃがんでルーペで覗き込むと、「ハムシ」のようです。
でも、名前が判りません・・・デジカメで1枚パチリとして、もう一度良く観察しようと腰を屈めるとその瞬間、「フワッ」と飛んでしまいました・・・「アッ!逃げた・・・」
「逃げた魚は大きい」と言いますが、私には、「逃げた虫は珍品」という感覚です・・・。
仕方が無いので、デジカメで撮った1枚の写真を友人の勤めている博物館に持ち込んで調べました、その結果、体長4-5ミリの「ムナキルリハムシ」と言うことが判りました。翅鞘と頭は黒色でそのほかの前胸背や触角、脚などが黄褐色となっています、まさにこれです・・・。
食草を調べると、「スイバ」「ヤナギ」「カンバ類」となっています、止まっていたのは食草だったのでした、食事中かな、それとも産卵だったのかな?
虫の名前がひとつ判ると胸のつかえが「スッ」となくなるようです。またひとつ勉強になった。