「ルリハナアブ」を観察した! |
青銅色の綺麗なハナアブを見つけて驚いた
ハルジオンの咲いている林縁を散歩していたら、見たことのない「青銅色で前胸背が黄金色に輝くハナアブ」を見つけた・・・。興奮して、デジカメを持つ手が震えてしまって、上手く撮影できない、ひとまず深く深呼吸をしてから、チャレンジした・・・何だろう?この不思議な「アブ」は、見たことが無い・・・。
デジカメ画像が上手く写っているかどうか確認したら、どうやら撮れているようだ・・・ひとまず安心した、ベンチに腰を下ろしてしげしげとデジカメ画像を眺めたが判らない・・・全体が暗い青緑色の光沢があって前胸背には、黄金色に光っていた、丸っこい印象の「アブ」で、どうやら「ハナアブ科」のアブに違いない、金色の微毛があるのか、とても美しい。家に急いで帰って、アチコチ文献を当たったら「ハナアブ科ルリハナアブ」と判明した。嬉しい・・・。
文献を見ると、河川敷とか林縁など、「自然度の高い環境」に棲息しているらしい・・・。自宅近くの公園も、下草刈りはするものの、季節にはチョウの中の宝石といわれる「ゼフィルス」も棲息しているぐらい自然環境が優れた場所なのでいるのかもしれない。
自宅近辺の我がフィールドも捨てたものではないな・・・嬉しさがまたこみあげてきた。
2006-5-12 「ルリハナアブ」 埼玉県:狭山市にて
*ルリハナアブ Eristalinus(Lathyrophthalmus) viridis Coquillett, 1898