2019年12月29日 晴れ。
いよいよ師走も数日を残すのみとなった。
昨日、家内と共に、年末の買い物に埼玉県:川越市に行った。
すると、久しく、忘却していた菅原道真公の名前の入ったお菓子が物産展で売られていた。
現役時代、九州に行く機会があると、太宰府天満宮に良くお参りしていた。
母親が小生に教えてくれた話では、=祭神=「菅原道真」は、私たちの遠い遠い祖先にあたるのだという話を聞かされて育った。
そのために、小さいころから・・・学問の神様として知られる「菅原道真」公の学者としての血を引いているのだから、お勉強、文字、文学、文化、等で、人に負けてはいけないと、聞かされて育った。
「菅原道真」公は、右大臣だった西暦901年に左大臣の陰湿な謀略・陰謀により、左遷され903年に亡くなってしまった。
その陰謀を企てたのが、左大臣:藤原時平であった。
その後、陰謀の首謀者であった藤原時平は、僅か39歳の若さで909年に亡くなっている。その間、およびその後も、宮中や関係者が次々と難病や不慮の死を遂げたことから、これらはすべて、「菅原道真公」の祟りだと信じられ、御霊神信仰の対象となって、頂点に達し、大宰府:天満宮に「菅原道真」公を迎えなおして、祭神となし、世間に蔓延る不思議な不幸をなくすようにしたという。
その後、「菅原道真」公の=祟り=はなくなり安泰となったという。
こういうことがあったので、小生は、子供のころから、読み書きは厳しく躾けされた。
天満宮は京都:天満宮と共に、全国天満宮の総本山とされ、今でも九州:太宰府天満宮は大勢の信奉者が訪れています。
下は昨日の、「菅原道真」公のお菓子であった。