「アカゲラ」は、脳震盪を起こさないのかな? |
私が良く行く、北本自然観察公園の仲間が昨日、「アカゲラ」を見たと言っていたが、この野鳥の画像が、私には、なかなか撮れないでいます・・・。「アカゲラ」や「「オオアカゲラ」「コゲラ」「コアカゲラ」には、属名=Dendrocopos と命名されていますが、この「属名の語尾」coposは、木と関係する意味があります、これらの「キツツキ」は、「図鑑」を見てもらうと判るのですが全て、語尾にcoposとあって「打つ」という意味なのです。ギリシャ語で=木を打つものコプトーが転じてコポス(copos)になったものです。まさに、習性そのものの命名ではありませんか!
2002-5-13 穴を掘っている「アカゲラ」 石川県
昨日のテレビで、東京都の石原慎太郎 知事が杉花粉症に罹ったとかで、東京都の西部にある杉の人工林の伐採を莫大な費用をかけて100年計画で伐採し、そこに、花粉があまり出ない木を植えるという話が出ていた。実は、この「高齢人工林」の中に「アカゲラ」や「アオゲラ」が「巣」を作っているのです。立ち木の「樹の直径の大径化」によってキツツキの生息できる必要条件が満たされて繁殖用・ねぐら用などの巣穴が掘られるといいます。キツツキは、大型化した樹木を利用する「キーストーン種=生態系の生物間相互利用の要となる種」で生き物の環境指針となる可能性が高いことを考えれば、東京都の伐採計画が、生態系に悪い影響のない森林管理が行われることを祈っています。今日は、チョットわき道に逸れてしまったかな?