2018年7月30日 薄曇り。 アクセス数:588,079
1980年代終わりから1990年中頃まで、転勤で北アメリカの中西部にいたことがあります。そのころは若かったので、鱗翅類の観察や、現地の大学にある、鱗翅類研究会に所属していました。
ある年の春の例会で、=リュウゼツラン=に夜間に吸蜜にやってくる=ホークモスの仲間の蛾=の話がありました。
夜、暗くなってから吸蜜にやってくる=蛾=の話は非常に面白かったです。
この北アメリカの=リュウゼツラン=の話は、いかにも興味深く発表されたので、特に、印象が深かったです。
その=リュウゼツラン科=の植物の話は、今年の6月上旬に、東京大学付属小石川植物園を訪れたときに観察した「イトラン」という同属の植物を見て、このことを思い出しました。懐かしさで、ついデジカメを向けてしまいました。
下の写真は、その東京大学付属施設で撮影した「イトラン」です。
「イトラン」というのは葉の縁が剥げて=白い糸=のようになることが種名の起因となったといいます。
北アメリカ東部から中部の砂漠地帯に分布しているということでした。
2018-6-9 「イトラン」 東京大学付属施設
*Yucca Smalliana Fernaid