2018年4月18日 曇り、のち雨。
この「ムサシアブミ」という=サトイモ科=の奇妙な植物・・・実は、葉だけの時には観察したことがあるのですが、毒草の花・・・を見るのははじめてでした。
=サトイモ科=植物は全草が毒を持っており、悩ましい・・・。
=鐙(あぶみ)=というのは、昔、馬に乗るときに足をかけた、金具の事で、馬の両脇にあった、この金具の形が、今日の掲載種「ムサシアブミ」の花の=しゃくれ具合=に似ていたことから、良質の=鐙(あぶみ)=を作った武蔵国を冠して「ムサシアブミ」という種名になったという。
この鐙(あぶみ)の品質・性能が良かったのは、どうやら江戸時代のころだったらしいのでそれが語源になったという・・・。
そういえば、この「ムサシアブミ」の花は、丸っこくなっているので形が似ていたのかもしれないな。
江戸時代の=草木図説=には、既に掲載されていたので、そのころには種名が確立されたのでしょう。
真ん中の丸いのが=仏炎包(ぶつえんぽう)=といい、花です。
2018-4-12 「ムサシアブミ」花
埼玉県:比企郡・滑川町「国営・武蔵丘陵森林公園」