2017年10月4日 曇り、寒いらしい・・・。
今日の掲載種は、「オオカマキリ」と思われる=交尾行動=である。
=オオカマキリの仲間=は、交尾が終わったとたんに雌が雄を捕食して食べてしまうという変わった行動をすることで知られていますが、調べてみたら、このような行動は、飼育ケース内で起こることが多いらしい。
「オオカマキリ」と「チョウセンカマキリ」との差異は、後ろ翅の色彩を見ると区別できますが、この場合は=交尾中=ということもあり、触ることができなかった。
おそらく、「オオカマキリ」だと思うので、同種として掲載します。
「オオカマキリ」は、北海道・本州・四国・九州に分布し、他方の「チョウセンカマキリ」は、本州以南から沖縄に分布しています。
「オオカマキリ」の自然分布は、林縁の草むらなど、ススキなどに良く止まっていることがあります。
写真の=交尾個体=もそのような環境で交尾していました。
多くは8月ごろから11月ごろまで観察できるようです。
「オオカマキリ」の雄の=触角=は写真のように長く、雌よりも長いようです、写真では後ろが雄です。
交尾後、雌は泡状の卵鞘を植物などにつけて寒い冬を越すようです。
自然状態での交尾行動は、初めて観察しました。
2017-9-19 「オオカマキリ」と思われる交尾行動
埼玉県:比企郡