「トラフズク」・・・木菟引きが木菟に引かれる |
今日の「トラフズク」も、フクロウ目フクロウ科の野鳥ですが、最近、なかなか観察できません。
この野鳥も「羽角(羽毛)」が大きく、体長は「コミミズク」ぐらいしかありませんが、「羽角」のお陰で立派にみえます。昔、NHKの番組で、「トラフズク」が警戒姿勢をとったところを撮影していましたが出来るだけ体を細長くして樹に溶け込もうとしている姿に「いじらしさ」を感じました。
野鳥観察を始めてからしばらく「トラフズク」に出会うことが出来ずに、過去の出現地をずいぶん探しました・・・そんな時に野鳥仲間から多分、観察できるよと教わったのが自宅から1時間ほどの場所でした。私有地だったので、場所は明らかにできませんが、その時の画像が下の2枚です。
堀内讃位(ほりうちさんみ)という人の「鳥と猟」という本のなかに「囮(おとり)」を使った猟がたくさん書かれているそうですが、その中に「フクロウやミミズク」を「囮」にして「カラス」「シジュウカラ」「ヒガラ」を捕まえることが述べられているそうです。好奇心の強いこれらの鳥は捕まえ易いのかもしれませんね・・・。