梅雨空の「カタツムリ」・愛称:=でんでんむし= |
昔、chochoensis が小さかったころ、雨が降る=梅雨空=を眺めながら、童謡を母親から聞いて育ちました。小学校(昔は、国民学校といった)1年生の頃は、雨が楽しくて・・・
♪♪♪・・・雨雨ふれふれ母さんが 蛇の目でお迎え嬉しいな ぴちぴち
じゃぶじゃぶ ランランラン ♪♪♪・・・
などと歌っていました・・・。
しとしと降る雨・・・梅雨時の事が多く、雨といえば・・・「カタツムリ」を見かけました。そうすると、「カタツムリ」の唱歌でした。
♪♪♪・・・でんでんむし虫 かたつむり おまえのめだまはどこにある
つのだせ やりだせ 目玉出せ・・・♪♪♪
「かたつむり」という唱歌は、明治44年(1911)に尋常小学校唱歌にあった日本の童謡だったので皆、知っていました。「カタツムリ」は、陸生巻貝の総称だったようで、有肺類のうち、殻の長くないものを言っていたようです、古語では=蝸牛(かぎゅう)=といわれ、「でんでんむし」の愛称で親しまれているようです、従って、「かたつむり」も「でんでんむし」も同じということになります。なぜ「でんでんむし」という言葉になったか、諸説ありますが、多数説では、=出出虫(ででむし)=の語源変化で、=出る=の命令形・・・=出よ=・=出ろ=の意味だという。
そういえば、小さいころ、・・・目玉出せ・・・とはやしたものでした。「カタツムリ」の殻は、炭酸カルシュウム(有機石灰)からできており、カルシュウムを取り込むために雨上がりなどでコンクリートにいるのを見たこともあります。夜行性で陰湿なところが好きなようです。