「ダイミョウセセリ」 関東型 |
今日は日曜日だ・・・もっとも、chochoensis は既に79歳なので、毎日が日曜日である、今年の10月が来ると・・・なんと、80歳になってしまう・・・嬉しいのか悲しいのかさっぱりわからない・・・。今日の掲載は、先日、自宅近くの公園で撮影した「ダイミョウセセリ」 関東型である。一般に言われているのは、若狭湾の東側と伊勢湾の西部付近を結ぶ線から西側を=関西型=といい、その線よりも東側の「ダイミョウセセリ」を=関東型=と言っています。ただ、この境界線付近ではいわゆる=中間型=といわれる個体もあり、とても興味深い。
チョウの場合は翅の斑紋が、気温や湿度などの違い、生息地の南北差など、あるいは標高などのの高低差、・・・などの外的な要因で模様に変化が出ることが多い。
=タテハチョウ科=の中に・・・フタスジチョウという種類があり、このチョウの翅の白い模様が、北海道の生息地では=白線が太くなる=という傾向が知られています。
今日の「ダイミョウセセリ」という小さなチョウは、後ろ翅の模様が関西型では白線が出現し、関東型では消失する傾向にあります。
先の分布境界域ではその=中間型=が見られることから、「ダイミョウセセリ」の2型は、遺伝型であるという意見も多いという。
下の写真は、自宅近くの公園で撮影した「ダイミョウセセリ」 関東型である。
後ろ翅の白線が殆ど消失していることが解るでしょう・・・。