鷲・鷹の仲間で一番小さい「ツミ」 |
「ツミ」は、ワシ・タカ・ハヤブサを含めても一番小さいのではないだろうか、雄はヒヨドリぐらいしかないし、雌でもハトぐらいしかない可愛らしいタカ、最近、郊外や町役場とか公園の樹に「巣」をつくったりして新聞ネタになっているが、ソットしてあげてほしい。ある調査によると、市街地での繁殖には「餌」の問題があると言います・・・。それは、餌とする小鳥が市街地に多くなって捕食しやすくなっていると言うのです。そういえば、私が観察した「ツミ」の多くは、公園や神社、コンビ二の駐車場だったり、人の出入りの激しい、スズメが多い場所だったりしていました。
今回、掲載する「ツミ」も、やはり小鳥・・・スズメを捕らえていることが多く、スズメの羽があちこちに散らばっていました。しかし、一昨年あたりから繁殖個体の減少が見受けられるようになってしまったというのです、原因はハッキリしないのですが、どうやら「カラス」が繁殖の邪魔をしているのだといいます。困ったことですね・・・。
今から5年ほど前の朝、いつものように、散歩道を歩いていると、公園のそばで、「ツミ」の幼鳥が電線に止まっているのを見つけました。こんなに人家の多い場所で、どうしたのだろうか、と周りを観察してみるとスズメがとても多い場所であることに気がついたのです・・・おまけに公園なので、そこは親子連れが多く、カラスもあまり近くにやってこないようでした。こんな場所が好きなのかな?「ツミ」も頭が良いなァ。