奄美大島の天然記念物・・・「ルリカケス」の想い出 |
年間平均気温10℃の温暖な奄美大島に「ルリカケス」を観察しに行って見たい・・・そう思って、バードウオッチングの先輩たちに「もし、奄美に行くことがあったら、是非、同行させてほしいと、お願いしていた・・・。先輩たちから声が掛かったのは、2001年の冬のことだった、慎重に準備をして羽田空港から飛行機に搭乗したのは、3月8日のことでした。目的は、勿論、「ルリカケス」・・・他には、アカヒゲもいるけれども既に見ていたので、どうしても「ルリカケス」に会いたい・・・飛行機の中で野鳥図鑑の写真がチラチラ頭に浮かんできた・・・。一日目、二日目、「ルリカケス」に会うことが出来ない・・・段々と気持ちが焦ってきた、そして、三日目、遂に出会えた・・・カメラを持つ手が震えてピントが合わない・・・美しい!
頭、翼、尾の群青色の綺麗な事・・・思わず心の中で「ヤッター!」と思いました。
背中から肩羽、胸はなんとも言えない「赤い葡萄色と言うか、小豆色」をしている、綺麗だな・・・。流石、この奄美固有の種だけの珍しい色彩をしていた、「天然記念物」に指定されるだけのことはあるなー、と見とれてしまった。
林の中では、群青色も目立たないけれども、太陽のひかりを浴びたら「濃い青色」が目にまぶしかった・・・。
2001-3-10 天然記念物 「ルリカケス」
奄美の森がいつまでも大自然のふところで大切に育まれます様に・・・。