「シモバシラ」 |
昨日までの寒さから一転、今日は、=小春日和=だというから驚いた。
昨日までは本当に寒かった、なんでも、北から=冬将軍=がやってきて、寒気団が自宅近くにやってきたらしい。
地表温度が氷点下になると、自宅周辺では=氷柱=がたち、いわゆる=霜柱(しもばしら)=になって、地表は真っ白になってしまう。
10月の初め頃だった、自宅から30分ほど北に行った「国営・武蔵丘陵森林公園」で、=シソ科=植物の「シモバシラ」という多年草の花が咲いていました。
真冬になると「シモバシラ」の根は、長く活動していますが、そのために茎の導管に=水=を吸い上げて、気温が氷点下になると=氷柱=を作ります、枯れた茎に氷柱ができることで、真っ白になり、ちょうど、=霜柱(しもばしら)=ができたようになります。
このことから、この「シモバシラ」という植物を種名にしたらしい。
「シモバシラ」の学名は、Keiskea japonica・・・というのですが、最初の=属名=は、植物学者の=伊藤 圭介=という人にあやかったものだといいます。
日本固有種で、10月ごろだと、下の写真のように白い花を観察することができます。
2016-10-2 「シモバシラ」
埼玉県:比企郡・滑川町・「国営・武蔵丘陵森林公園」