「エゾコヤガ」 |
昆虫や動物・植物に=えぞ=と名前が付けられた種類は多いのですが、小生が中学生の頃は、手の届かない北国・・・つまり、北海道をイメージする言葉でした。
なんとなく、一種の憧れがあったのは事実でした。
長じても、なかなか北海道には行けなかったのですが、定年後になってから冬・夏の北海道を初めて知ったときには、興奮したものです。
そのような、蝦夷地に憧れを持っていた小生・・・「エゾ・・・」という種名を聞くと、いまでも一種の憧れを持ってしまいます。
今日の掲載種・・・調べたら=ヤガ科=の一種で、「エゾコヤガ」ということを知り、少し驚きました。
調べてみたら、日本全国に生息しているようで、なんとなく、ホッとしたような、がっかりしたような感じになった鱗翅類でした。
***≃蝦夷地=は、大和朝廷の支配下にはいるのを拒んだ人たちがいる地域で、その後、奈良時代には、今の中部地方から北部の地方を=エゾ=といっていたらしい。
しかし、明治時代以降には、雄大な大地に広がる=北海道=のイメージが定着したようです。
2016-7-18 「エゾコヤガ」