=イネ科= 「ケイヌビエ」 |
=イネの仲間=が田圃に生育する様子は、まことに識別しにくいが、刺棘の=のぎ=を観察したりするとわかるようになります。
自宅の書庫に、「増補 日本イネ科植物図鑑」という平凡社から出版された大型の図鑑がありますが、このような大きな図鑑を開いて、良く検索しないと間違えてしまいます。今回はその中で、夏ごろに田圃のイネの間に生育する「ケイヌビエ」という=芒(のぎ)=の尖っている植物を掲載します、多分,観察した方も多いのではないでしょうか。「ケイヌビエ」の分布は、本州・四国・九州・南西諸島だというがどちらかというと、南方系の種らしい。
下の写真は、埼玉県:比企郡・川島町で撮影したものである。