=キク科= 「ヤクシソウ」・「ハナヤクシソウ」 |
昨日、久しぶりに狭山市の林縁を歩きました・・・いつか、この場所で=キク科=植物の花の蕾を見つけていたから、そろそろ開花するころだろう・・・と考えて探してみたら・・・ありました。黄色い=ニガナ属=もしくは、=オニタビラコ属=のような綺麗な花が咲いていました・・・10株ほどあったでしょうか・・・その殆どは、「ヤクシソウ」でしたが、その中に=葉=が羽状に深く裂けたものが混じっていました。
写真を数枚撮影して、植物図鑑で確認すると・・・「ヤクシソウ」は、=葉=が楕円もしくは倒れた卵型になっていますが=葉=が深く深裂した個体は・・・「ヤクシソウ」の1品種、f.pinnatipartita 「ハナヤクシソウ」だということを知りました。
「ヤクシソウ」・・・2年草で、花期が8月~11月だといいます、葉は、羽状に深裂せずに=倒卵型=となる。「ハナヤクシソウ」・・・多年草で、花期は、9月~11月、葉は=羽状=に深く裂ける。
しかし、この仲間の植物、つまり=ヤクシソウの仲間=は、前年に生育していた場所でも、次の年には生息が確認されなかったり、見ることが出来なくなるということですから、まったく不思議ですね・・・。以下の写真は、自宅近くの狭山市の林縁で見つけた「ヤクシソウ」・「ハナヤクシソウ」です。