=サトイモ科=ハンゲ属・・・「カラスビシャク」 |
探していた「カラスビシャク」を見つけた・・・
ウラシマソウなど、ユニークな花・・・仏炎苞(ぶつえんぽう)・・・を持った仲間が目に付きますが、これらは、全て=テンナンショウ属=になっています。このテンナンショウ属の仲間は、専門家でも地域変異が多くて厄介なグループだそうです。
これらの仲間に似ていますが、=仏炎苞=を持った=ハンゲ属=に小さな「カラスビシャク」があります。
何回か観察したことがあるのですが、背景などシチュエーションが気にいらずに探していました。
すると、自宅近くの鎮守の森で目的の「カラスビシャク」を見つけました、この個体は、=葉=もよく観察できそうなのでシャッターを押しました・・・。
名前の由来は、この仏炎苞を野鳥の=カラス=の=ひしゃく(柄杓)=にたとえたものだといいます。この「カラスビシャク」は、漢方薬の世界では、別名:ハンゲ・・・と呼ばれているようです。漢方ではこの「カラスビシャク」の=根=、いわゆる=球茎=が=はきけ止め効用=があるということで、薬用に用いられるといいます。
植物図鑑では、畑地にも多いとありますが、いざ探すとなるとなかなか見つかりませんでした、自宅近くで見つかって良かったです。
写真で見るのと、実際の現物では、頭で想像した大きさが一致せずに探せなかったのかもしれません、実物のあまりの小ささに驚きました。